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ジャイロ・セッティング用語解説

平素は弊社製品をご愛顧賜り、厚く御礼申し上げます。

★GAIN（ゲイン）: ジャイロが車体の挙動を検知してステアリングサーボのカウンターステアリングを行う動作量を調整します。
通常はスピンをしないでコーナーを走れるように調整をしますが、
サーボモーターのセッティングや車体によって数値が異なりますが通常は60くらいになります。

★QUICK（クイック）: 数値を上げていくとジャイロのカウンターステアリングの動作に対してステアリング操作が
入りやすくなります。
ステアリング操作が反映されますので、大きい数値を入れると
ステアリングの動きが敏感でピーキーになり走行しにくくなります。
通常は0から始めて慣れてきたら5～8くらい入れて動きを見て扱いやすくなるところまで入れます。

★SPD-FW（スピードフォワード）: ジャイロからステアリングサーボが動く時の信号を電気的に遅くする機能です。
カウンターステアリングが入るときのサーボのスピードを抑えます。
数値を大きく入れますとサーボの動きが小刻みに動き全体が遅くなります。
車体の反応が早すぎてカウンターステアリングが安定しない時に設定するとサーボの動きと
車体の動きが追従するようになりコーナリング中の動きが安定して走りが良くなります。
0から8くらいで設定してください。最大でも20程度に設定します。
5くらいがバランス良いと思います。

★SPD-RT（スピードリターン）: ジャイロからステアリングサーボが戻るときの信号を電気的に遅くする機能です。
カウンターステアリングが戻るときのサーボのスピードを抑えます。
数値を大きく入れますとサーボの動きが小刻みに動き全体が遅くなります。
車体の反応が早すぎてカウンターステアリングが安定しない時に設定するとサーボの動きと
車体の動きが追従するようになりコーナリング中の動きが安定して走りが良くなります。
0から5くらいで設定してください。最大でも20程度に設定します。
数値が大きいと振り返しの時にサーボの戻りが遅くなるので3くらいに設定します。

★GY-LIMT（ゲインリミッタ）: ジャイロの動作でカウンターが入り過ぎてステアリング操作が入りにくい場合に設定します。
数値を大きくして行くとジャイロのゲインを抑えてよりカウンターステアリングが入りやすくなります。
特に振り返し操作が必要なコースの場合は設定する事でジャイロの動きを制限して
素早い振り返し動作が出来るようになります。
基本的には50くらいから始めて車体の反応を見ながら微調整をしてください。
数値は20から80の間になると思います。

★AV-FL（アベレージフィルター）: ジャイロとサーボのセッティングによっては細かな振動（ハンチング）が出るときに設定します。
数値を入れてゆくとジャイロの反応が鈍くなりハンチングが出なくなりますが
サーボ全体の動きもまったりなるのでカウンターステアリングが入りにくくなります。
通常は0に設定します。
ドリフト走行になれていない時は5～10くらいの数値を入れて様子を見てください。

2024/09/26